最終更新:2025年1月
この記事ではヘッダーの重要性や優れたヘッダーを作成するための基本情報や押さえるポイントを解説します。
ヘッダーとは？
ホームページの最上部の帯状になっている部分をヘッダーと言います。
企業名やロゴ、グローバルナビゲーション、ログインボタン、検索窓などが設置されることが多く、ユーザーがホームページ内を快適に過ごすための機能が集約されています。
ホームページにおけるヘッダーの重要性
ヘッダーは、ユーザーがホームページを訪問してきたときに最初に目にする部分でとても大切です。ホームページを訪れて３秒以内に、そのホームページを読むか読まないかを決めると言われているようです。そのため、ヘッダーはユーザーが離脱しないためにとても重要なパーツであるといえます。
優れているヘッダー作成のポイント
優れているヘッダーを作成ためには、どんなユーザーにホームページを見て欲しいかターゲットユーザーを明確しなければなりません。ターゲットユーザーに応じてヘッダー作成のポイントも変わってきますので、しっかりと検討しましょう。
導線を意識したデザイン
ヘッダーの役割としてユーザーがホームページ内で快適に過ごせるようにすることです。ユーザーの目線に立って、どのような導線になればスムーズにホームページ内を回遊できるのかを検討しましょう。
更にはユーザーの視線の動きも意識しましょう。一般的にホームページを閲覧する際、視線の動きとして①Zパターン、②Fパターン、③グーテンベルグダイアグラムの３パターンあるといわれています。一番有名なのはZパターンではないでしょうか。商品の陳列やチラシなどのレイアウトよく用いられるものです。
視認性が高い
・統一感のあるカラー
自社のブランドカラーを用いてホームページを制作しているなら、そのブランドの認知度を上げるためにもヘッダーのカラーにも統一感を持たしましょう。
・見やすいフォント
ユーザーに見やすいフォントにします。ターゲットユーザーが年配ならヘッダーのフォントサイズを上げることもいいかもしれません。
スマートフォンへの対応（レスポンシブデザイン）
今や多様なデザイスでホームページは閲覧されています。特にスマートフォンの急激な普及によりスマートフォンユーザーの利便性については考慮すべきです。
・ハンバーガーメニュー
ナビゲーションメニューに使われるデザイン手法です。３本線「Ξ」で表示されることが多く、コンパクトなスペースで表現できますので、スマートフォンに使わることが多いです。
・ボタンサイズ
スマートフォンは指で操作することがほとんどです。なので、ボタンなどのサイズは（44px四方以上）を目安に設定にしましょう。
固定ヘッダー
どの位置にいても画面上部にヘッダーが残るため、固定ヘッダーはユーザーのアクションを誘導しやすいというメリットがあります。
ヘッダーの作成について
これまでヘッダー作成のポイントなどを説明してきました。では実際に作成していくケースをご説明します。
自分で作成する
ある程度のデザイン制作スキル、Web制作スキルがあれば自作も可能だと思います。最近では画像などを綺麗に作成する支援ツールやテンプレートなども用意されています。ただ、ホームページの統一感を出すなどは初心者には難しいかもれしません。その場合はWeb制作会社に依頼することも検討しましょう。
Web制作会社に依頼する
プロのデザイナーや専門家として知識やノウハウも持っており、ヘッダーのみならずホームページとしての完成度も高まるでしょう。ただし、外注になりますのでコスト（費用）は発生してしまいます。
Web制作会社に依頼する前には過去の制作事例、料金体系、制作・納品スケジュールを予め確かめてから、発注するようにしましょう。
ヘッダーは、ユーザーがホームページを訪問してきたときに最初に目にする部分でとても大切です。どんなヘッダーデザインが思い浮かばないという方も、ヘッダーデザインを紹介しているホームページもありますので、ご参考にしてみていかがでしょうか。
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