「ホームページ」と「ランディングページ(LP)」ってよく聞くけど、結局何が違うの?
簡単に言うと、ホームページはお店の看板みたいなもの。お店の名前や場所、どんな商品やサービスがあるかなど、総合的な情報を載せています。
一方、ランディングページ(LP)は商品のカタログみたいなもの。特定の商品やサービスに焦点を当てて、お客さまに「買ってね!」と呼びかけるページです。
ホームページはお店の全体像を見せるのに向いていて、ランディングページ(LP)は特定の商品を売りたいときに使います。つまり、何をしたいかによって使い分けるのがポイントです。
この記事では、この二つをもっと詳しく解説して、あなたにぴったりの選び方を紹介します。
ホームページとは?その目的と役割
ホームページの役割
ホームページとは、インターネット上にあるお店であり、会社や商品を紹介するショーケースのようなものといえるでしょう。
ホームページの役割は大きく3つ
・お店の紹介: どんな商品やサービスがあるのか、お店の雰囲気はどんな感じかなどを詳しく紹介します。
・お客さまとのつながり: お客さまからの問い合わせに回答したり、お店の最新情報をお知らせしたりします。
・お店の信頼度アップ: きちんとしたホームページがあると、「このお店、しっかりしてるな!」と思ってもらえ、お店への信頼感がアップします。
つまり、ホームページは、お店をたくさんの人に知ってもらうための大切なツールであるということです。
ホームページの主なページ構成
お店に入ると、まず最初に全体を見渡せる場所がありますよね?それがホームページのトップページです。そして、気になる商品を見たいと思ったら、その商品が置かれている場所へ行くように、ホームページ内においてもそれぞれ知りたい情報が掲載されているページに移動することで、欲しい情報を得ることができます。
ホームページの一般的なページ構成は次の通りです。
・トップページ: お店の入り口です。お店の雰囲気がよくわかるように、キレイに飾り付けられています。
・会社案内ページ: お店の歴史や、どんな人が働いているのか、どんなことを大切にしているのかなどを詳しく紹介しています。
・サービス紹介ページ: お店で売っている商品を、写真や動画で詳しく紹介しています。
・お知らせページ: 新しい商品が入荷したり、お店でイベントがあったりしたら、ブログなどでお知らせします。
・お問い合わせページ: 商品について質問があったり、お店についてもっと知りたいことがあったら、ここで質問できます。
会社のブランディング
お店に初めて行く時、お店の外観や内装を見て、このお店はどんな雰囲気だろう?と思いませんか?ホームページもそれと同じで、お店の顔なんです。
ホームページで大切なこと
・雰囲気の統一: メニューや店員の服装など、お店全体で雰囲気を統一するように、ホームページも全体の雰囲気(トンマナ:トーン&マナー)を統一することが大切です。
・信頼性のアピール: メニューが分かりやすかったり、お店の歴史が載っていたりすると、「このお店、安心して食事できそう」って思いますよね。ホームページ上に、分かりやすく信頼できる情報を載せることで、お客さまに安心感を与えられます。
・お店のストーリーを伝える: お店がどんな思いで作られたお店なのか、どんな人に来てほしいのかなどを伝えることで、お客さまはお店に共感しやすくなります。
ホームページはお店を代表する顔なので、お店の雰囲気や信頼感をしっかり伝えることが大切です。そうすることで、お客さまはお店に興味を持ち、足を運んでくれるかもしれません。
ランディングページ(LP)とは?その役割と特徴
ランディングページ(LP)の定義
ランディングページ(LP)とは、あなたがインターネット上で見た広告や検索結果、メールリンクをクリックして最初にアクセスするページのことです。一般的に、LPは通常のホームページとは異なり、特定のキャンペーンやプロモーションに連動して作成します。
例えば、商品購入、資料請求、会員登録、イベント申し込みなど、お客さまに明確なアクションを取ってもらうためにデザインされています。LPは、お客さまをシンプルかつ直感的に次のステップへ導くために、他のページよりもコンテンツやデザインが絞り込まれていることが特徴です。
ランディングページ(LP)は特定の目的に特化したページ
ランディングページ(LP)は、ひとつの目的・目標に絞って作られた特別なページです。
例えば、ある商品を売りたいとしましょう。一般的なホームページだと、その商品以外にもたくさんの情報が載っていますが、LPでは「この商品を買ってもらう」ということだけに集中します。
余計な情報がなく、シンプルで見やすいデザインで、余計なリンクをできるだけ設定しないので、お客さまは迷わずに「購入する」ボタンを押すことができます。
つまり、LPはお客さまをスムーズにゴールに導くための道案内のようなものなんです。このおかげで、商品を買ってもらえる確率(コンバージョン率)のアップが期待できます。
ランディングページ(LP)は、お客さま獲得の強力な武器
ランディングページ(LP)は、商品やサービスを売りたい時に使う、特別なページのことですが、LPの良いところは、お客さまをぐいぐい引き込んで、「今すぐ買いたい!」と思わせることができるところです。
では、どうしたらお客さまの購買意欲を掻き立てられるLPになるでしょうか?
・「今すぐ購入」のような大きなボタン(CTAボタン)を目立つところに配置する
・どのようにお客さまの悩みを解決できるのかを具体的に説明する
・見やすくシンプルなデザインにする
こういった工夫をすると、お客さまは迷わずに次の行動を起こしやすくなります。
さらに効果を高めるには?
LPは、お客さまの反応を見て、どんどん改良していくことが大切です。
そうすることで、より多くのお客さまに商品を買ってもらえるページにすることができます。
まとめると、LPは、お客さまと会社をつなぐ、とても強力な武器と言えるのです。
ホームページとランディングページ(LP)の違いとは?
役割の違い
ホームページとランディングページ(LP)の役割は、前述のとおり大きく異なります。
・ホームページ: 会社やサービス全体を紹介するウェブサイトの顔です。企業理念、製品・サービス一覧、会社概要など、幅広い情報を提供し、会社の全体像を把握してもらうことを目的としています。
・ランディングページ: 特定の商品やサービス、キャンペーンなどに特化し、ユーザーに特定の行動(購入、資料請求など)を促すことを目的としたページです。ホームページの一部分であることもありますが、独立したページとして存在することもあります。
サイト設計の違い
・ホームページ: 多くの情報を盛り込むため、複数のページで構成され、メニューバーやサイトマップなど、サイト内を自由に移動できるような設計になっています。
・ランディングページ: 基本的に1ページで構成されており、ユーザーが迷わずに目的の行動へと導くシンプルな構造になっています。余計なリンクや情報をできるだけ排除することで、一つの目標に集中させることができます。
デザインの違い
・ホームページ: 会社のブランドイメージを反映し、視覚的に美しいデザインであることが求められます。さまざまな情報を分かりやすく整理し、ユーザーが快適に閲覧できるよう、全体的に洗練されたデザインが一般的です。
・ランディングページ: ユーザーの目に止まるようなキャッチーなデザインが特徴です。視覚的に訴求力の高い画像や動画、分かりやすい見出しなどを用いて、短時間で情報を伝え、行動を促します。
ホームページとランディングページ(LP)どちらを選ぶべき?目的に応じた選択のポイント
ホームページが向いている場合
ホームページは、会社やブランドの全体像を伝えるために使われる総合的なWebサイトです。ホームページが向いている状況としては次のようなケースがあります。
・会社やブランド全体を紹介したい
会社の歴史、理念、製品・サービスの概要、ブログ、ニュース、採用情報など、多様な情報をまとめて伝えたい場合にはホームページが適しています。ユーザーがさまざまな情報にアクセスできるため、信頼感やブランド価値を高めるのに役立ちます。
・長期的な情報提供が必要な場合
定期的に更新するブログやニュース、イベント情報など、ユーザーが何度もアクセスする価値のあるコンテンツを持つ会社にはホームページが適しています。ホームページはユーザーに多様な選択肢を提供し、深く会社について知ってもらうことができます。
・信頼感を高めたい場合
会社全体の活動や実績を公開することで、ユーザーに安心感や信頼を持ってもらいたい場合にホームページは重要な役割を果たします。会社の信頼性をアピールし、長期的なブランド価値を高めるためのツールです。
ランディングページ(LP)が向いている場合
ランディングページ(LP)は、特定の目的を達成するために設計された集中型のページです。ランディングページが向いている状況には、次のようなケースがあります。
・特定の商品やサービスをプロモーションしたい場合
新製品の発売やセール、キャンペーンを実施しているときに、LPは効果的です。LPはその製品やサービスの魅力を強調し、ユーザーに購入や申し込みなどの行動を促すよう設計されています。
・広告やメールマーケティングからの流入がメインの場合
LPは、広告やメールで見た商品に興味を持った人が、すぐに購入や問い合わせができるように設計されたページです。余計な情報がなく、欲しい情報が一目でわかるので、ユーザーがスムーズに行動することができるため、広告の効果を大きく引き出すことができます。
・成果(コンバージョン)を重視したい場合
LPは「今すぐ購入」や「資料請求」など、具体的な行動につながるような内容に特化されています。ホームページのように複数の選択肢や情報を提供するのではなく、ユーザーに「今すぐ何かをしたい」と思わせるための設計になっています。そのため、商品やサービスを売りたい、リード(見込み客)を獲得したい場合にはLPが効果的です。
ホームページとランディングページ(LP)併用も効果的
実際には、ホームページとランディングページ(LP)の両方を併用することが、多くのビジネスで非常に効果的な戦略となります。ホームページとランディングページ(LP)両者の特性を理解し、それぞれの強みを生かすことで、より多くの成果を得ることができるでしょう。
・ホームページで会社の信頼感を高める
ホームページは、会社の顔として、信頼感と安心感を与える役割を担っています。また、会社とお客さまをつなぐ架け橋となり、長期的な関係構築に貢献します。
・LPで短期的な成果を狙う
広告や特定のイベントなど、短期間で成果を出したい場合、広告からの流入先としてLPを使うことで、購入や登録といった行動を促進します。
例えば、ホームページで会社の全体像を伝えつつ、短期間のキャンペーンやセール時にはLPを活用することで、両方の利点を活かし、広範なターゲット層にアプローチすることができます。
ホームページとランディングページ(LP)は、それぞれ異なる目的や役割を持っています。どちらが優れているというわけではなく、会社の目的やマーケティングの狙いに応じて選ぶことが大切です。ホームページは会社全体の情報を伝えるのに役立ち、LPは、購入や登録など特定の行動を促すのに適しています。ホームページとLPを上手に使い分けることで、より多くの成果を出すことができるでしょう。
以上、ホームページとランディングページ(LP)の違いについて解説してきましたが、NTTタウンページのデジタルリードなら、お客さまの状況に合わせてさまざまなプランをご用意していますので、LPの制作をご検討中でしたら、ぜひ、お問い合わせください。
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