ホームページのSSL化とは
ホームページのSSL(Secure Sockets Layer)化とは、ホームページとそれを閲覧するユーザーの通信を暗号化して保護する技術です。インターネット上のデータ通信は、第三者によって傍受・改ざんされる危険性がありますが、ホームページにSSLを導入すると、サーバー間のデータ通信を暗号化でき、個人情報やクレジットカード番号などの重要な情報を保護することができます。
SSL非対応のデメリット
それでは、ホームページをSSL化をしていないと具体的にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?ここではSSL非対応のデメリットを解説していきます。
セキュリティリスク
SSL非対応のデメリットの1つめは、セキュリティリスクです。
SSL非対応のホームページでは、通信が暗号化されていないため、データが盗聴されやすくなります。特に、個人情報やクレジットカード情報を扱うホームページでは、ユーザーのデータが漏洩するリスクが高くなります。
検索順位の低下
SSL非対応のデメリットの2つめは、検索順位の低下です。
GoogleやYahooといった検索エンジンは、SSLに対応しているホームページを優先的に上位表示する傾向があります。Google社も正式に発表しているように、SSL非対応のホームページは検索順位が下がり、結果としてアクセス数が減少する可能性が高くなります。
ブラウザの警告表示
SSL非対応のデメリットの3つめは、ブラウザからの警告表示です。
現在、多くのブラウザではSSL化されていないホームページに対して警告を表示します。このことによりユーザーがホームページを訪れた際に不安を感じ、離脱につながりやすくなってしまいます。そしてブラウザの警告表示が出るホームページには、2度と訪れることはないでしょう。
ページ表示速度の低下
SSL非対応のデメリットの4つめは、ページ表示速度の低下です。
SSL化しているホームページは最新のプロトコル(通信規格)を利用できるため、ページの表示速度が速くなります。一方、SSL非対応のホームページは古いプロトコルを使用するため、表示速度が遅くなることがあります。
上記のようにSSLに非対応のホームページにはさまざまなデメリットがあります。特に、ネットショップや問い合わせフォームを設置しているホームページでは、SSL対応が必須とされています。
SSL導入に際する課題
ここでは、SSLを導入する際の課題をご紹介します。
コスト
SSL導入の課題の1つめは、コストです。
SSL証明書には無料のものと有料のものがあります。有料の証明書は信頼性が高いですが、コストがかかるため、予算に応じて選択する必要があります。
証明書の更新
SSL導入の課題の2つめは、証明書の更新です。
SSL証明書には有効期限があり、定期的に更新する必要があります。更新をしないと、セキュリティ上の問題が発生したり、ホームページが正しく表示されなくなることがあります。
URLの変更
SSL導入の課題の3つめは、URLの変更です。
URLがhttpからhttpsに変更になると、検索エンジンなどから異なるサイトと認識される可能性があります。これにより、SEOやSNSのシェア数がリセットされる可能性があります。
混在コンテンツ
SSL導入の注意点の4つめは、混在コンテンツです。
サイト内のすべてのコンテンツがhttpsで提供されていることを確認する必要があります。httpのコンテンツが残っていると、ブラウザが警告を表示することがあります。
SSL導入の基本手順
SSL導入の課題を確認いただき問題なければ、いよいよ導入を進めます。ここでは具体的な流れについて解説していきます。
認証局(CA)からSSLサーバー証明書を取得し、サーバーにインストールします。証明書にはドメイン認証型、組織認証型、EV認証型の3種類があります。
Webサイト内のすべてのURLをhttpからhttpsに変更します。これには、画像パスやリンクも含まれます。
旧URL(http)から新URL(https)へのリダイレクトを設定します。これにより、すべてのユーザーがSSL対応ページにアクセスできるようになります。
GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスなどのWebマーケティングツールの設定を、SSL対応後のURLに変更します。
ここまでホームページのSSL化について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
SSL非対応のホームページはリスクが大きく、お客様にも目に見える形で伝わりますので、まだ対応されてない場合はすぐにSSLを導入するほうが良いでしょう。しかしながら、手続きが煩雑だと感じたり、どうせSSLを導入するならホームページもリニューアルしようと思っているならNTTタウンページ社にお任せ下さい。
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