スマートフォンから気になるホームページにアクセスした際、文字が小さくて見づらいな、わかりにくいなと思ったことはありませんか？きっとそのホームページはモバイルファーストではありません。私たちが、普段何気なく閲覧しているホームページはスマートフォンに適したデザインや使いやすさを重視した仕様になっているため、特に違和感なく、すらすら閲覧できるものが多いと思います。そういったホームページは、モバイルファーストの可能性が高いです。モバイルファーストにすることは、ユーザーの早期離脱を防ぐことができるため、SEO対策の１つになります。
ホームページを最後まで見て欲しい！読んで欲しい！といった悩みをお持ちの方は、ぜひモバイルファーストについて検討してみてください。今回はそのホームページ制作において大事なモバイルファーストについて解説します。
モバイルファーストとは？
モバイルファーストとは、モバイル端末を使用した際のユーザーの使いやすさを重視したデザインにすることです。
特に近年は、インターネットの利用もデスクトップからモバイルへとシフトしました。そのため、日常でよく使用するモバイルを重視した、「モバイルファースト」という考え方ができたのです。
モバイルファーストにする重要性
UXの向上
Webサイトやホームページを作成する上で、UX（ユーザーエクスペリエンス＝ユーザー体験）の向上は非常に重要と言えます。それはUXの向上が行動・購買意思決定の促進につながるからです。
「情報が探しやすく、使いやすい」「パターンが統一されていて見やすい」「表示速度が速く快適である」サイトは、UXが優れていると言えます。
よって、このUXを意識したホームページを作成することが、ホームページの効果を最大化するということにつながるのです。
SEO（検索エンジン最適化）対策
モバイルファーストにしたホームページやサイトは、ユーザーが見やすく、使いやすいものとなっているため、内容をきちんとみてもらえる可能性が大いに高まります。そうするとユーザー1人1人のサイトの滞在時間が増え、検索エンジンの評価として、このサイトはユーザーにとって有益なサイトであると判断してもらえます。これがSEO対策の1つになるのです。
では、どのようにすることがモバイルファーストになるのでしょうか。
モバイルファーストにする方法
レスポンシブWebデザイン
SEO対策の観点から検索エンジンが最も推奨する対応方法の一つにレスポンシブWebデザインという手法があります。これは、パソコンサイトのすべてのページをレスポンシブWebデザインという手法でモバイル対応する方法です。
例えば、各ページのURLにスマートフォンでアクセスすると、スマートフォンの狭い画面の幅でも見やすいページが表示されるというものです。そして同じページをパソコンの幅の広い画面で見るとこれまでのパソコンサイトがそのまま表示されるという、1つのWebページが画面の幅に応じて臨機応変に変化するというものです。
また、レスポンシブWebデザインでモバイル対応をすると、パソコンサイトのURLとスマートフォン対応サイトのURLはまったく同じになります。メリットとしては、URLが1つなので、ユーザーがコンテンツを簡単に共有できることやユーザーのデバイスに応じてリダイレクトする必要がなくなるため、読み込み時間を短縮できるといったことなどがあげられます。反対にデメリットとしては、HTML、CSS、JavaScriptなどの知識がないとつくることが難しい点や、外注すると費用が高額になることがあるといった点があげられます。
シンプルなデザイン、レイアウト、ナビゲーション
私たちがモバイルでホームページをみているとき、ストレスなく、スムーズに中身を読むことができるデザインとは、どんなデザインでしょうか？その答えが、モバイルファーストで制作されたデザインです。アプリのようなシンプルなデザインで操作性の高いナビゲーション・メニューが設置されていませんか？これが視覚的に有効なアプローチ方法なのです。ユーザーにはストレスのないUX（ユーザー体験）を提供することが可能となり、サイト訪問後に起こす行動にポジティブな影響を与えることが期待できます。
モバイル対応サイトを制作する際の注意点
モバイル対応サイトを作る際の注意点が１つあります。
それは、パソコンサイトに比べ情報量を少なくした方が良いのでは？という考えです。確かにモバイル対応サイトの方はパソコンサイトとは異なり、画面の面積が小さく、表示速度も遅いのでモバイル対応サイトは情報量もコンパクトにしたほうが良い面はあります。しかし、パソコンサイトを見るユーザーも、モバイル対応サイトを見るユーザーも同じ人間です。行動・購買の意思決定に必要な情報量は同じはずではないでしょうか。そこを忘れずに対応することが必要です。
モバイルファーストについてお伝えしましたが、ホームページを最後まで見て欲しい！読んで欲しい！というお悩みを抱える方は、ぜひモバイルファーストにすることをお勧めします。そして自分でやるのは難しい、手間がかかるといったことを解決できるのが弊社提供のデジタルリードです。デジタルリードは追加費用なく、はじめからモバイルファーストになったホームページを制作します。制作から公開までワンストップでお任せいただけるので、皆さまのご負担になることはありません。
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