最終更新:2025年2月
スライダーは便利な機能ですが、メリットとデメリットがあります、そのあたりをよく理解してからスライダーを使用する必要があります。本記事ではスライダーのメリット・デメリットとその必要性を考察してみました。
そもそもスライダーとは?
スライダーとは、複数枚の画像を自動的に切り替えさせる機能をさす用語です。ホームページのトップ部分に、商品やサービスの画像が左右にスライドして表示されているのを見たことがあるかと思います。あの機能のことをスライダーといいます。スライダーはホームページのトップ部分に設置されることが多く、また最もPRしたい商品やサービスを情報発信したいときにもよく用いられます。
スライダーを設置するメリット
- 省スペースによる情報発信
- スライダーを使うことで、1つのエリアで複数枚の画像を表示させてアピールができます。これにより、ホームページが縦に長くなることを防ぎ、ユーザーが見やすいレイアウトにすることで、離脱しにくいホームページにすることができます。限られたスペースで情報を効果的に配置できる点において、スライダーは便利な機能です。
- 滞在時間を長く留める
- 複数枚の画像が順番に表示されることで、スライドの情報を見るために、ユーザーが長く留まることが期待できます。スライドが自動的に切り替わるので、その時間はホームページに滞在することになります。
- SEO対策にも有効
- ホームページの滞在時間が長いことが直接的なSEO対策にはなりませんが、間接的には有効だと言われています。Googleは検索順位を決定するためにさまざま情報で判断しています。そのなかでユーザーの満足度を重視しており、ユーザーが満足するホームページ(良質なコンテンツがある)は高く評価する傾向があるとされているので、滞在時間はSEO対策のひとつの手段とされています。
スライダーを設置するデメリット
- Web広告と勘違いされる
- ホームページと同様に、Web広告にもスライダーが用いられていることがあります。ユーザーがぱっと見ただけで広告と勘違いされ、コンテンツをスキップされたり、場合によっては他のホームページに移動されたりするかもしれません。
- ホームページの表示速度の低下
- 複数の画像を使用することで読み込みに時間がかかり、ホームページの表示速度が低下してしまいます。表示速度が遅くなるとユーザーが離脱する可能性が高まります。離脱が多いということは、ユーザーが満足していないホームページとなり、Googleの検索順位にも影響を及ぼす可能性があります。メリットで述べたとおり、スライダーを見ることで滞在時間を増やす効果もある一方、表示の遅延による離脱率の増加の恐れもあるため、諸刃の剣といえるでしょう。
- モバイル対応していないスライダーがある
- モバイル端末では一度に表示できるスライダー画面には限界があります。また、スライダーがモバイル端末に対応していない場合があります。モバイル端末に最適化されていないと、見づらいレイアウトになったり、検索順位の低下にもつながったりする可能性があります。
- 情報が伝わりきれない
- スライダーは自動で画像が切り替わっていくので、最初は見えていない画像があります。途中で離脱してしまうと情報が伝わりきれずにPRが終わってしまいます。
重要な情報をいかにユーザーに伝えることができるか
スライダーにはメリットとデメリット双方があります。一概にスライダーが悪いということではなく、目的によってうまくスライダーの使用を検討することが必要だということがわかります。大切なことは「重要な情報をユーザーに伝える」ことであり、結果としてUX向上につながることを意識する必要があります。
例えば、ビジュアル重視のホームページを制作したいので高画質の画像でスライダーを制作する、だから表示速度は遅くなることを理解したうえでスライダーを導入する、というのはありかもしれません。情報が伝わりきらないのは嫌だという方は、思い切ってスライダーを導入しないという判断もありえます。
決してスライダーがないホームページが良くないという訳ではありません。最適なホームページとは、ユーザーニーズを把握しユーザーが必要する情報を効果的に発信するホームページであり、それを実現するためのツールとしてスライダーがあります。この辺りを総合的に判断して、スライダー導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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