ホームページの表示速度を改善するには?

自社ホームページを制作し、SEOも最新のアルゴリズムに対応して公開したのに、なぜかコンバージョン率(ホームページ内で定めた最終目標の達成率)が上がらない!という経験、お持ちではありませんか?
実はその原因としてホームページの表示速度が関係しているかもしれません。「ホームページの表示速度が遅いだけで?」と思われるかもしれませんが、場合によってはSEOなどにも影響をおよぼすことがあり、看過できない問題として捉える必要があります。
今回はホームページ表示速度の遅延によって考えられる影響と実際のホームページ表示速度の測り方、そしてサイトの改善方法についてご紹介します。

ホームページの表示速度が遅いとどんな影響があるのか

2018年7月、Googleより「Speed Update」がリリースされました。
ざっくりいうと、スマートフォンユーザーが増えたことで「ホームページの読み込み速度と直帰率の関連性」がより重要視すべき要素となったため、表示順位を決めるポイントとして今まではデスクトップ検索時の読み込み速度のみを採用していたが、今後はモバイル検索時の速度についても採用していく、というものです。

同時期にGoogleが公表した次のようなデータがあります。
ページ表示までの経過時間 ユーザーの直帰率
~3秒 +32%
~5秒 +90%
~6秒 +106%
~10秒 +123%

(出典:Google/SOASTA Research、2017 年)

ちなみに直帰率とは、ユーザーがホームページに訪問してもサイト内を周回することなく閉じてしまう=直帰してしまう率のことです。
つまりホームページの表示速度に3秒以上、特に5秒以上かかると直帰率は格段に上がり、URLをクリックしてもホームページが表示される前に直帰してしまうのです。
ただし「Speed Update」について、Googleは「対象となるのは、かなり表示速度が遅いとユーザーが感じるごくわずかな数」だとしています。

SEOの表示順位を左右する大きな要因とはならないので、ならば一安心といきたいところですが、気にすべき要素はSEOよりもむしろ「UX」にあります。
UXとは「ユーザーエクスペリエンス」の略称です。ユーザーが製品や関連サービスによって得られる体験のことを言います。
今回の「ホームページ表示速度が遅い」事象をユーザーの視点から見ると、キーワードを入力し検索結果に表示されたホームページをクリックしたのに<画面がグルグル>してしまって進まない状況です。表示速度が3秒というと短い気もしますが、自分ごととして想像してみると「全然つながらない」という不満とともに、すぐに検索結果に戻って他のサイトを検討すると思います。
これではSEO対策が万全で検索結果の表示順位が上がったとしても、せっかくのホームページが適切にユーザーに見てもらえず「宝の持ち腐れ」となってしまいます。

ホームページの表示速度が遅いとユーザーの満足度が得られず直帰してしまい、結果コンバージョンが達成できない要因となることが分かっていただけたかと思います。
では次の章でホームページの表示速度を測定する方法をご紹介します。

ホームページ表示速度の計測方法

ホームページの表示速度を確認するには、Googleが無料提供しているツールを使用します。
PageSpeed Insights(https://pagespeed.web.dev/)

ホームページの表示速度を確認するには、Googleが無料提供しているツールを使用します。
PageSpeed Insights(https://pagespeed.web.dev/)

調べたいホームページのURLを入力して[分析]をクリックします。

分析結果画面が表示されます。

分析結果画面についてご説明します。
結果は大きく分けて二つに分かれます。
実際のユーザーデータに基づいて評価をおこなう「実際のユーザーの環境で評価する」(③~⑦)と、Googleのシミュレーションに基づいて評価をおこなう「パフォーマンスの問題を診断する」(⑧)です。

[携帯電話][デスクトップ]切り替えることで、それぞれのデバイスでの評価を確認できます。
② [このURL][オリジン]入力したホームページのURLのみ確認する場合は[このURL]、ホームページ全体を確認する場合は[オリジン]を選択します。
③ Largest Contentful Paint(LCP)ユーザーがホームページにアクセスしてから最も大きいコンテンツが表示されるまでの時間を表す指標
④ Interaction to Next Paint(INP)クリック・タップ・キーボード入力に対するホームページの全体的な応答性を評価する指標
⑤ Cumulative Layout Shift(CLS)コンテンツ内の意図しないレイアウトの崩れを数値化し、ユーザーの視覚的な安定性を表した指標
⑥ First Contentful Paint(FCP)ユーザーがホームページにアクセスしてから最初のコンテンツが表示されるまでの時間を表す指標
⑦ Time to First Byte (TTFB)ウェブサーバーから最初のバイト(データ)が到着するまでの時間を測定する指標
⑧ パフォーマンスの問題を診断するホームページのパフォーマンス総合診断結果や、ユーザビリティ、SEOの診断結果を表示

ホームページ内の画像・テキストなどのコンテンツがユーザーに表示されるまでの時間や、ユーザーがリンクをクリックしたり問い合わせフォームに入力したりした場合の次のアクションまでの応答時間などを総合的に計測して結果が表示されます。
③~⑦のそれぞれの項目に表示されているカラーで評価が分かるようになっており、オレンジは注意点として項目を確認し、赤は改善の検討が必要です。

⑧の「パフォーマンス」スコアについては、ホームページの表示速度が
90以上:速い
50~90:平均的
50未満:遅い
と判断します。

ホームページ表示速度の評価の見方が分かったところで、検討が必要となった場合の表示速度の改善方法をいくつかご紹介します。

ホームページ表示速度の改善方法

画像ファイルの最適化をおこなう

画像ファイルはホームページ内のテキストなどよりも容量が大きいため、画像ファイルの最適化をおこなうことはホームページの表示速度の改善にとても効果的です。例えば下記などがあります。

  • 画像内の不要なスペースを削除する
  • ファイル形式をGIF/PNG/JPEGなどに統一する
  • ファイルの容量を圧縮する

キャッシュを活用する

キャッシュとは、ユーザーが訪れたサイトの情報をブラウザに一時的に保存する仕組みのことです。キャッシュに情報を保存することで再度訪れた際の読込速度が短縮されるためホームページの表示速度を改善することができます。

サーバーの応答時間を改善する

サーバーの応答時間が長いと、それだけ読込速度も長くなり表示速度が遅くなります。
原因としては次のようなものが挙げられます。

  • 契約しているサーバーのスペック
  • PCのメモリ不足
  • JavaScript、HtmlなどのリソースによるCPUの消費

他にもいくつか要因が考えられますが、詳しくはGoogle・PageSpeed Insightsのルール(https://developers.google.com/speed/docs/insights/rules?hl=ja)を参照ください。

まとめ

いかがでしたか?
ホームページの表示速度を改善することがUXの向上につながり、検索結果のホームページ表示順位にも影響をおよぼす一因となることがお判りいただけたでしょうか。
今回ご紹介した「PageSpeed Insights」ですが、利用する際は次の二点に注意してください。
 正しいURLを入力する
例えば今回調べたのは弊社サイト「https://www.ntttp-dlead.com/」ですが、
「https://ntttp-dlead.com/」
「www.ntttp-dlead.com/」
「ntttp-dlead.com」
など省略した形で入力するとリダイレクトが発生して正しい結果が得られません。
 同じ結果が毎回得られるわけではない
パフォーマンススコアなどはGoogleのシミュレーション結果となるため、同日に調べても結果が同じとは限りません。何回かホームページを測定して平均値を出すと良いかと思います。

またこのツールは100点満点を目指してホームページの表示速度の改善をおこなうものではありません。表示速度を改善するために、カラーが赤となった注意ポイントを特に把握して表示速度の改善を進め、UX向上に役立てることが重要です。
具体的なホームページ表示速度の改善策を立てるには専門家のアドバイスも必要になります。適切な対応をおこなってホームページの質を高めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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