習い事・教室事業者がホームページで効果的な事例ページを作成するには?

何か趣味のスクールに通いたいと思ったとき、子供の塾や習い事の教室を探しているとき、インターネットで検索しますよね。そしてヒットした検索結果の中から気になるホームページを開いて事例を見て詳しく知りたいと思いませんか。習い事・教室事業のホームページでは、教室情報、教室のコンセプト、サービス紹介、講師紹介、受講の流れ、お知らせ、アクセス、ブログ、採用情報等が掲載されていることが多いですが、その中で「事例ページ」も大切な要素の一つです。教室の魅力を伝え、興味を持ってもらい、問い合わせにつなげる、新規生徒の集客ツールとしての役割も担う事例ページ。ここでは習い事教室や塾などの教室が、ホームページの事例ページを作成するときの効果的なポイントをご紹介します。

ホームページの事例ページの大切なポイント

習い事・教室事業のホームページの事例ページにとって大切なポイントにはどんなことがあるのでしょうか?

競合と区別しリアルな声を紹介

ホームページを訪れるユーザーは、興味を持って見てくれています。だからこそ、その教室やスクールではどんなことを教わることができるのか詳しく知りたいと思っています。だからこそ、近隣にある同じカテゴリーで競合になる教室との違いがはっきり分かるような内容にすることが大切です。事例ページでは具体的に他の教室とは違う理念やサービス内容などによって、実際にどんな効果(趣味の世界が広がった、成績アップしたなど)があったのか、生徒の声を紹介すると、単に教室の特徴を紹介するだけよりも説得力が増します。また、日々のレッスンの様子、生徒の声などの情報を定期的に更新することで、ユーザーにとって教室を検討するための有効な判断材料になり効果的です。

ユーザーの導線を重視したCTAボタンの設置と統一されたデザイン

事例ページで特徴や他の教室との違いをしっかり紹介することはもちろん大切ですが、その後の「問い合わせ」や「申し込み」につながらなければ意味がありません。事例ページを見て問い合わせたい、申し込みたいと思ったタイミングで、問い合わせフォームや体験入会の申し込みボタンがユーザーの目に入ると、そのまま問い合わせや申し込みの行動に誘導することができます。事例紹介の邪魔にならない程度に適度にCTAボタンを設置し、導線を整えることも忘れないようにしましょう。また、事例ページのデザインはホームページ全体のイメージと統一させましょう。事例ページだけ急に印象の違うページになると違和感を覚えます。教室のイメージに合った色やデザインで統一することが大切です。

具体的な事例ページの作成イメージ~その1~

ピアノ教室のホームページを見に来るユーザーはどのような人か考えてみましょう。ピアノを習いたい人、子供にピアノを習わせたい人、ピアノに触ったことがない未経験者、ほんの少し弾いたことがある人、過去に習っていてブランクがある人など、その状況はさまざまです。ピアノ教室のホームページの事例ページの構成例は次のとおりです。

ピアノ教室の事例ページの例①

乳幼児向けのピアノ教室の場合、事例ページでは年齢別のレッスンの内容や様子を、写真や保護者の感想とともに紹介することで、自分の子どもに習わせようか検討している保護者の安心感を得られます。熱心な保護者のニーズに応えるためにも、レッスン内容はより具体的に詳しく紹介しましょう。また、生徒の保護者の許可を得たうえで、体験レッスンで子供たちがのびのびと楽しくピアノに触れて音楽を楽しんでいる様子の写真を掲載しましょう。実際の体験レッスンの様子を掲載することで活発な教室の雰囲気が伝わります。事例ページの役割は、できるだけリアルな様子と声を紹介することです。そうすることで、どの教室にしようか検討中の保護者の興味を引き、「体験レッスン」の申し込みへと誘導しやすくなります。

ピアノ教室の事例ページの例②

社会人向けのピアノ教室の場合、趣味としての楽しみ、通いやすさやレッスンメニューの豊富さが伝わるような事例ページだと、問い合わせや体験レッスンの申し込みの誘導が期待できます。仕事帰りに、あるいは休日に時間を作って習いに行こうと思う前向きなユーザーが、さらに一歩前に進むための背中を押す役割を担うのが事例ページです。実際にレッスンを受けている生徒の時間の作り方やレッスンの受け方、自身のレベルに合ったレッスンメニューについて具体的に紹介しましょう。そういった紹介は、ピアノを習おうか迷っているユーザーの不安要素を小さくするとともに、自分も弾けるようになれるのではないかといった期待がふくらみ、問い合わせや体験レッスンの申し込みにつながる可能性が高まります。

具体的な事例ページの作成イメージ~その2~

続いて、英語教室の場合はどうでしょうか?

語学教室の事例ページの例①

小中学生向けの英語教室の場合は、どんなスタイルで英語を教えているかによって事例ページでの紹介内容が異なります。たとえば、小学生向けの子ども向けに遊びながら英語を教えるスタイルでしたら、先生と子どもたちが英語を使ったゲームや歌、ダンスなどで楽しく英語を学んでいる様子を写真とともに紹介し、生徒の「楽しい」があふれる事例ページにすると、英語に興味を持った子どもや楽しみながら英語を身につけさせたい保護者に響くでしょう。一方、中学生向けの受験に向けた英語を教えるスタイルの場合は、英語教室に通うことで、具体的にどのくらい成績を伸ばしたのか、どんなカリキュラムで勉強して英語力をアップしたのかという生徒の声を紹介するといいでしょう。受験に向けて英語の成績をアップさせたいというニーズに対し、成績アップの実績が伝わる事例紹介をすることで、問い合わせの増加が期待できます。

語学教室の事例ページの例②

では、社会人を対象にした初心者向けの英語教室の場合はどうでしょう?先ほどのピアノ教室と違って、英語のレッスンは場所が教室だけとは限りません。たとえば、カフェでのマンツーマンレッスンが可能でしたらその様子について、オンラインツールを使用してのレッスンが可能でしたら、オンラインレッスンの様子について紹介しましょう。レッスンの時間や場所の自由度があることを事例紹介することで、休日に限らず、仕事帰りにレッスンを受けられるという選択肢が広がり、忙しいからと諦めていたユーザーの興味を引くことができます。また、どのように英語を学べるのか、初心者向けのカリキュラムで無理なく英語を学べるということがわかるよう、具体的なカリキュラムと受講生の声も交えて紹介すると、時間だけでなくカリキュラム面での安心感も与え、問い合わせにつながる可能性が高まります。


習い事・教室事業者のホームページの事例ページは、その習い事や学習に興味を持っているユーザーに対して、最後の一押しをする役割があります。教室の紹介や料金、アクセスといった情報はもちろん重要ですが、どんなに教室のことを詳細に説明しても、具体的な事例の紹介がないと、説得力に欠けるものがあります。そこに通うことで、自分が実現させたい目標やイメージが湧かなければ、せっかくホームページを訪れてくれても、そこから問い合わせや体験レッスンの申し込みといった行動に移してくれません。それだけ、事例ページは重要で、習い事や教室を検討しているユーザーにとって判断材料とするページのひとつなのです。また、CTAボタンを適切に設置し、ユーザーの行動を「問い合わせ」に誘導することも忘れてはいけません。そんな事例ページを含め、問い合わせにつながるホームページの制作は習い事・教室事業者にとって不可欠です。ホームページ制作についてお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。


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