最終更新:2025年1月
パソコンで閲覧したホームページは見やすいのに、スマートフォンで閲覧するとテキストやコンテンツの配置が崩れ、見にくいホームページだなと感じた方もいると思います。これはレスポンシブデザインに対応していないホームページかもしれません。
ここでは「レスポンシブデザインってなに?」という方に、基本となる知識、メリット・デメリット、SEO対策への有効性などを解説します。
レスポンシブデザインとは?
レスポンシブデザインとは、パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイスの画面サイズに合うよう、ホームページを見やすいレイアウトに自動調整することを言います。レスポンシブとは「反応が良いさま、感じやすいさま」という意味があります。まさに、どのデバイスでも素早く反応し、最適なホームページのレイアウトを表示させることがレスポンシブデザインということになります。
レスポンシブデザインは必要?
レスポンシブデザインはさまざまなデバイスでホームページのデザインを最適化する手法です。レスポンシブデザインにより、ユーザーはどのデバイスからでも快適にホームページを閲覧することが可能となりました。レスポンシブデザインの普及は2010年代初頭から普及し出したと言われています。その背景としてモバイルデバイスの普及、特にスマートフォンの登場が挙げられます。
それ以前はホームページの閲覧といえばパソコンがメインでしたが、スマートフォンの台頭により、スマートフォンでホームページを閲覧するユーザーが増え、それに対応する必要がありました。現在では、スマートフォンの急激な普及によりレスポンシブデザインに対応したホームページが標準であると言っても過言ではないような状況だと言えます。
レスポンシブデザインのメリット・デメリット
レスポンシブデザインの必要性は高いものの、一方でデメリットもあります。それぞれについて説明します。
メリット
- デバイスに応じたデザイン、レイアウトの最適化
- ホームページ運用、管理の効率化
- 検索順位の影響(SEO対策)
レスポンシブデザインの最大のメリットはデザイン、レイアウトの最適化であると言えます。このことはユーザーがホームページを閲覧したときのユーザーエクスペリエンス(UX)にも影響してきます。また、レスポンシブデザインはひとつのHTMLで制作するので、1回の更新作業でそれぞれのデバイスの更新ができるという点はメリットであると言えます。
また、レスポンシブデザインはUXの向上に寄与し、検索エンジンでの検索順位にも影響を与えます。この点は後述でもご紹介します。
デメリット
- 制作コストの発生
- 制作する手間がかかる
- デバイスごとの専用デザインと比較して、デザインの自由度が落ちる
ホームページをご自身で制作する場合はレスポンシブデザインを構築する知識が必要になります。Web制作会社に発注する場合はコストがかかってきます。
デザイン設計についても慎重に検討する必要があります。パソコンだけを意識すれば、パソコンに特化したデザインを制作すればいいのですが、レスポンシブデザインはそれぞれのデバイスの見え方を考慮する必要があるので、デザインやレイアウトを考える時間を要することになりますし、デザインやレイアウトの自由度も落ちるという側面があります。
レスポンシブデザインはSEO対策に有効か?
Googleが2015年に「モバイルフレンドリーアップデート」と呼ばれる、検索アルゴリズムの改良を実施しました。簡単にいうとモバイルに対応したホームページを優先的に評価するというものです。このことからもレスポンシブデザインがSEO対策に有効であると言えます。
また、レスポンシブデザインに対応していないとテキストやコンテンツが崩れ、見にくいホームページとなってしまいUXが低下してしまいます。レスポンシブデザインに対応していれば、それぞれのモバイルで最適なデザイン、レイアウトが表示されますから、UXの向上が期待されます。結果、Googleから価値のあるホームページと評価されやすく、検索順位の向上が期待できます。
レスポンシブデザインの今後について
レスポンシブデザインは、UXを向上させるための大切な要素です。特にスマートフォンユーザーが今後も増加していくと予測されているなかで、その重要性は増しています。レスポンシブデザインに対応することで、快適なホームページを提供し、多くのユーザーに訪問してもらうことで、ビジネスチャンスの機会を得られることが期待できます。レスポンシブデザインはホームページには必須の機能になっていくのではないかと考えます。
ここまでレスポンシブデザインについてご紹介してきました。
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