ホームページにおける問い合わせフォームは、ホームページ訪問者と企業をつなぐ重要な役割を果たします。
しかし、使いにくい問い合わせフォームは、せっかくホームページを訪れて、商品やサービスに興味をもった顧客を逃す原因になります。問い合わせフォームが煩雑で操作がわかりにくいと、ホームページ訪問者は途中で入力を諦めてしまい、結果としてコンバージョン率(問い合わせ率)が低下してしまいます。
本記事では、問い合わせフォームを使いやすくするためのポイントを紹介します。
いくつかのポイントを押さえることで、問い合わせを増やし、売上につなげましょう。
使いにくい問い合わせフォームの特徴
ここでは使いにくい問い合わせフォームの特徴をご紹介いたします。
大きく3つの特徴がございますので、すでにホームページに問い合わせフォームを設置されている方は、ぜひ問い合わせフォームを見ながら、自身のホームページの問い合わせフォームが該当しないか確認してみてください。
入力項目が多い
問い合わせフォームの入力項目が多すぎると、ホームページ訪問者は途中で入力を諦めてしまうことがあります。
あまり入力項目数が多いと、問い合わせ者は入力が面倒だなと思い、問い合わせフォームから離脱してしまいます。
入力欄が分かりにくい
問い合わせフォームは見やすく分かりやすいことが重要です。ホームページ訪問者がどこに何を入力すべきか一目で分かりやすくしないと、問い合わせすることを諦めてしまいます。
入力エラーが分かりにくい
問い合わせフォームの送信ボタンを押した際に、入力エラーが分かりにくいと、問い合わせ者が入力エラーに気づかずに送信できたと勘違いして、問い合わせフォームから離脱してしまう可能性があります。
問い合わせ者にとっては、いつまでも問い合わせへの回答が来ないとなってしまうため、クレームにつながる可能性もあります。
問い合わせフォームを使いやすく改善するためのポイント
ここでは問い合わせフォームを使いやすく改善するためのポイントを具体的にご紹介いたします。
すぐに実践できるものばかりですので、ぜひ実践してみてください。
必須項目は必要最低限に絞る
名前、メールアドレス、問い合わせ内容の3つの項目を基本に、ホームページ訪問者が簡単に入力できるようにしましょう。
必須項目を必要最低限に絞ることで、ホームページ訪問者の問い合わせするハードルを下げることにつながり、問い合わせフォームからの離脱を減らすことができます。
視覚的に分かりやすい入力欄にする
入力欄にプレースホルダーを追加し、入力例を視覚的に分かりやすく伝えましょう。
プレースホルダーとは、入力欄に何も入力されていない状態のときに表示される案内文字やテキストのことです。
各項目に「必須」「任意」と表示することで、ホームページ訪問者が必要最低限の項目がどれか視覚的に分かりやすく伝えるようにしましょう。
また、モバイルデバイスでも使いやすいレスポンシブデザインにすることで、どの端末からでもスムーズに入力できるようにすると良いでしょう。
入力エラーメッセージを分かりやすくし、送信できたことをユーザーに伝える
入力エラーが発生した場合には、エラーメッセージを分かりやすく表示し、どの項目に問題があったのかを視覚的に分かるようにしましょう。そして再入力の方法を案内するとより良いでしょう。
また、送信後の完了メッセージも必須です。送信後に「お問い合わせありがとうございます」というメッセージを表示し、無事に問い合わせができたかどうかを伝えます・
いわゆるサンクスメッセージまたはサンクスページを設けることで、問い合わせ者に不安を与えないようにできます。
サンクスメッセージやサンクスページに「○営業日以内に回答します」など具体的な問い合わせの回答期限を明記しておくと、さらに問い合わせ者の不安の軽減につなげることができます。
セキュリティ対策を忘れない
問い合わせフォームは、ホームページ訪問者から個人情報を収集する場でもあります。
そのため、セキュリティ対策をしっかりと施すことが非常に重要です。
問い合わせフォームをSSL暗号化することで個人情報の流出を防ぎます。
ご自身のホームページがSSL暗号化されているか確認する方法は、URLが「https」から始まっているかどうかです。
また、問い合わせフォームにプライバシーポリシーへのリンクを追加し、ホームページ訪問者に安心感を与えることも大切です。
いかがでしたでしょうか。
使いやすい問い合わせフォームは、企業にとって売上増につながる第一歩です。
必要最低限の項目に絞り、視覚的に分かりやすくし、セキュリティ対策をしっかりと施すことで、効果的な問い合わせフォームを作成することができます。
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