Googleマップ(グーグルマップ)を使った集客について

Googleマップは2005年に誕生し、2008 年に最初の Android 版アプリが公開、2012 年には iOS 版アプリがリリースされたました。10年以上経過した今、全世界で多くの人が利用しているGoogleマップにおいてはまた会社やお店の多くが自社の情報を登録し、ユーザーからのアクセスはもちろん、集客を増やそうと日々取り組んでいます。
集客のためにはGoogleマップをどう活用すればよいのか?ここでは、Googleマップの仕組みや、Googleマップと密接な関係にあるGoogleビジネスプロフィールの紹介を踏まえ、集客のため押さえておくべきポイントについて解説します。

Googleマップの仕組み

Googleマップはユーザーがお店を検索した時、どのように検索結果を表示しているのでしょうか?モバイルアプリのGoogleマップで「新橋 バー」と検索した時の例で見ていきましょう。

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①現在地情報から表示 
Googleマップのアプリが、ユーザーの現在地をGPSから取得。ユーザーの現在地周辺のお店を中心に表示します。                                            
②キーワードから表示                                                                      
入力した「バー」のキーワードがGoogleビジネスプロフィール(Googleが提供している会社・お店の管理ツール)に登録されているお店を表示します。                                                                                     
③クチコミから表示
Googleビジネスプロフィールには、ユーザーがクチコミを投稿できる機能がついています。Googleマップ上に、クチコミが多い・点数が高いお店を中心に表示します。
 
こういった条件を組み合わせてGoogleマップの検索結果は表示されています。この検索結果、実はGoogleビジネスプロフィールに登録されている情報に大きく左右されていることをご存知でしょうか。「自分のお店はどうしてGoogleマップを検索しても出てこないんだろう?」、「あのお店は、検索結果に色々情報が出てくるけどどうして?」という疑問をお持ちのビジネスオーナーさまのために、Googleビジネスプロフィールについて解説します。

Googleビジネスプロフィールとは?

Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップでビジネス情報を表示したり管理したりできる無料のツールです。
お店の名前・住所・電話番号はもちろん、ユーザーがお店を決めるためのさまざまな情報の登録ができます。情報はユーザーからの投稿を基にしたものと、お店のオーナーがGoogleビジネスプロフィールの「オーナー」となり登録したものの2種類があります。ここでは、後者のビジネスオーナー自身が登録した場合、登録できる項目について解説します。

トップ(概要)
ビジネス名、ビジネスのカテゴリ(メインカテゴリ+9個まで複数選択可能)住所とGoogleマップに表示されるピンの位置、サービス提供地域、営業時間(通常営業、特別営業時間、休業日)、電話、ウェブサイト(ホームページのURL)、SNSのリンク、価格帯
メニュー
メニューや商品の写真
クチコミ
クチコミへの返信が投稿可能
写真
カバー写真、ビジネス内外の写真、動画など
オーナー提供
新着情報やイベントの投稿特典やキャンペーン情報
詳細情報
ビジネスの説明(提供している商品・サービスやセールスポイントなど、最大全角で375文字)、開業日、属性(サービス内容を具体的に示す要素。例:予約可、テラス席あり、車いす対応、飲み放題、クレジットカード、モバイル決済など)

GoogleビジネスプロフィールがGoogleマップの検索結果に影響を与える理由

クチコミ評価と星の数

お店選びの3つの要素として「場所」「価格」そして「クチコミ」があります。
クチコミのコメント自体も参考にされますが、ユーザーにとってわかりやすいのは星の数です。星の数は間違いなくユーザーに参考にされ、集客に大きな影響を及ぼします。例えば、ランドマークとなるホテルや有名な美術館のような知名度が高く、クチコミ数も多い場所は検索結果に表示されやすくなります。

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登録情報の精度

ビジネスオーナー自身がGoogleビジネスプロフィールのオーナーになっており、お店の情報が豊富に記載されていれば、ユーザーのお店選びにおいて有利になります。気を付けていただきたいのが、Googleビジネスプロフィールと合わせ、他の情報サイト(ポータルサイト)でも、同様の情報で登録がされているかという点です。Googleビジネスプロフィールと別の情報サイトで記載されている情報が異なると、検索結果表示への悪影響や、ユーザーからの信用低下の原因となります。

集客に必要なポイント

ここからは、Googleマップでより多くの人にお店を見てもらうために具体的に何をすべきかを解説していきます。

Googleビジネスプロフィールの登録情報の最新化

営業時間やサービス提供地域、サービスの説明などの登録した情報が最新であることは正確・継続性があることにつながります。もし古い情報を基にユーザーが来店した時に、「値段が上がっていた」、「営業時間が変わっていた」となると、信用をなくしてしまいますよね。
写真も、お店の外観、内装、商品、サービスの提供風景などの写真、期間限定の商品の写真などを定期的にアップすることで、ユーザーの興味を引き、また、リピーターとの関係性を深めることができます。
動画も、店舗紹介やイベント、プロモーションの動画などを投稿することで視覚的に強いインパクトを与えるため、ユーザーの興味を引くのに役立ちます。

Googleビジネスプロフィールのクチコミへの返信の強化

来店後やサービスご利用後に、お客さまにクチコミの投稿をお願いし、クチコミ数の増加をこころがけましょう。 特に、満足度の高いお客さまにレビューを依頼すると良い結果が得られやすいです。
また、クチコミを投稿してもらうだけではなく、クチコミへの返信をこまめにすることが、投稿してくれたユーザーはもとより、クチコミを閲覧するユーザーからの信頼獲得につながります。クチコミの返信では、肯定的・否定的にかかわらず、まずは感謝を伝え、もし否定的なコメントだったとしても、真摯に対応をしていくことを投稿することをお勧めします。

クーポンや特典情報をGoogleマップとホームページで提供

Googleビジネスプロフィールの投稿機能を使って、新商品のリリース、セール、イベント、特典、期間限定のクーポンなどを掲載し、ホームページにも同様の情報を追加します。
「お問い合せはこちら」、「詳しくはこちら」などの文言にホームページのリンクをつけることで、ホームページのアクセス数が増加し、お問い合わせや来店の可能性が高まります。お得情報があることで集客にもつなげることができます。

 Q&A(質問と回答)機能の活用

ユーザーQ&A機能で質問があった場合、迅速かつ正確に回答しましょう。ご自分でよくある質問・回答を投稿するのもお勧めです。Q&A機能を積極的に管理することで、他のユーザーにも有益な情報を提供でき、疑問が解消されたお客さまからのお問い合わせ・来店につながり、集客効果が見込めます。

NTTタウンページのMEO対策サービス

いかがだったでしょうか。Googleマップの検索結果で上位表示させるためには、Googleビジネスプロフィールの最適化、クチコミ管理、投稿機能の活用、正確なビジネス情報の提供など、ユーザーがお店選びで必要とする情報を充実させることが大切です。この営みを継続的に行うことで検索結果上位表示に良い影響を与えます。
NTTタウンページでは、この度、ビジネスオーナーさまの会社・店舗情報が上位表示されるようにサポートさせていただく「MEO対策サービス」をリリースいたしました。NTTタウンページのMEO対策サービスは、当社のホームページ制作サービス(デジタルリード)と同様にお求めやすい料金で、インターネットが苦手な方やMEO対策がまったくはじめてのビジネスオーナーさまでも、初期設定から運用までお任せいただけることが大きな特徴です。
(MEO=Map Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)の略。主にGoogleマップ向けの地図エンジンで検索結果が上位に表示されるためにさまざまな施策を行うこと)
Googleビジネスプロフィールを充実させることで、GoogleマップやGoogle検索での露出を増やし、上位表示をめざすことによって集客につなげるお手伝いをさせていただきますので、MEO対策サービスについて詳しく知りたい、興味を持たれたビジネスオーナーさまはぜひお気軽にお問い合せください!

※Google、Googleマップ、Googleビジネスプロフィール、Androidは、Google LLC の商標または登録商標です。
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