ホームページのバックアップはなぜ必要か

「もうホームページは公開しているし、バックアップを取るのは面倒」
「自分のホームページはいつでも見られるようにブックマークやショートカットを作っているから大丈夫」
それで本当に安心ではないのです。もしも、ホームページのデータが保管されているサーバーに不具合があった場合はアクセスができなくなります。今公開中であっても、ホームページのご契約先がサービスを終了することになった場合など、「絶対確実に今のまま」という保証はありません。
バックアップを取る最大の目的は「万が一の事態に備え、元の状態に迅速に復元できるようにするため」です。ここでは、ホームページの仕組みをふまえ、なぜバックアップが必要か、NTTタウンページ社のホームページの仕組みとバックアップについてご紹介いたします。

ホームページの要素

ホームページを構成する要素は以下のようなものがあります。

ホームページデータ
ホームページはHTML、CSS、JavaScriptなどのソースコード、画像で構成されています。デザインで設定されている色やアニメーションも要素に含まれます。
サーバー
ホームページデータが保管されている領域です。サーバーは、お客さまがアクセスした時にそのデータを提供する役割を果たします。
ドメイン
ドメインは、お客さまがホームページにアクセスするためのインターネット上の住所に相当します。

図で分かりやすく例えると以下の通りになります。
ドメインが変わった場合や、サーバーにトラブルが発生した際には、「家」にはアクセスできなくなってしまうのです。

画像はイメージです

ホームページのバックアップはなぜ必要か

本コラムの冒頭でもお話ししましたが、バックアップは「万が一の事態に備え、元の状態に迅速に復元できるようにするため」に必要です。ここではどのような理由でバックアップが必要かを解説します。

セキュリティ対策・想定外のトラブルの為

ホームページがサイバー攻撃やシステム障害に遭遇した場合、データが消失するリスクがあります。例えば、ランサムウェア攻撃によってサーバー内のデータが暗号化され、使用不能になるケースも少なくありません。また、サーバーのハードウェア故障や人的ミスによってもデータが失われる可能性があります。

コンテンツ保全・お客さまからの信頼確保のため

ホームページは、会社の認知、商品サービスの訴求を目的として公開しているため、掲載している内容そのものが会社の「資産」ともいえます。閲覧しているお客さまにとっても、突然ホームページが見られなくなる時間をできる限り短くし、安心して閲覧を見ていただけるよう努めることが重要です。
こういった理由があるため、定期的にバックアップを取ることが重要なのです。

バックアップを取る方法

ホームページを更新したタイミング(特に、重要度の高い更新、大幅な修正箇所が多かった時)を目安に、バックアップを取ることをお勧めします。バックアップは、ホームページ全体で保管することも大切ですが、社内で管理者が変わった時を想定し、サイトのコンテンツ(テキストや画像など)をドキュメントとして残しておいたり、スクリーンショットを撮ってページレイアウトを記録することも有効です。特にブログやSNSなどの定期的にコンテンツを更新するサイトでは、バックアップの有無が大きな影響を及ぼしますので、バックアップを取る方法を見ていきましょう。

手動バックアップ

ソースコードを直接書く方法でホームページを公開しているビジネスオーナーさまの場合は、手動でご自分のサーバーのデータやデータベースをダウンロードしてバックアップデータを保存する方法が適しています。
なお、バックアップ先としてはクラウドストレージを活用するのもおすすめです。バックアップデータをクラウドストレージに保存することで、物理的な障害や盗難からデータを守ることができます。複数の場所にバックアップを保存することで、より高い安全性を確保できるメリットもあります。

自動バックアップ

CMSを利用してホームページを作成している場合は、基本的に自動バックアップ機能が提供されています。一定の間隔で自動的にバックアップが作成されるため、手間が省け、取り忘れを防げます。

NTTタウンページのホームページの仕組みとバックアップ

では、ここまでを踏まえ、NTTタウンページのホームページ制作サービス「デジタルリード」におけるバックアップの仕組みをご紹介します。

プラットフォーム

NTTタウンページのホームページ制作サービス「デジタルリード」は、Wixというプラットフォームを使っています。
Wixでは、CMS(コンテンツ管理システム)の市場シェア率が、W3Techs「CMSの市場シェアの年間動向」の記事によると3位(2024年11月現在)と大規模です。さらに、Wix のサーバーはバックアップサーバーを含め、ヨーロッパと米国を含む世界中に設置されており、サーバーの稼働時間は 99.98% 。つまり 99.98% の間 Wixで制作したホームページが表示されていることになります。

※出典:W3Techs「CMSの市場シェアの年間動向」

バックアップ

デジタルリードにおいては、Wixプラットフォームの基本機能である、保存や公開のたびに履歴が記録される「サイト編集履歴」機能を活用していることから、ホームページの復元を簡単に行うことができます。そのため、定期的な更新をおこなうことが、バックアップを取ることにつながるのです。


ホームページのバックアップの知識からバックアップの重要性、NTTタウンページのホームページ制作サービス「デジタルリード」の仕組み、バックアップについてご紹介しました。
ご自身の会社やお店のホームページをトラブルから守ることが大切ということが明確になったと思いますし、デジタルリードをご契約のビジネスオーナーさまにとっては、掲載内容の定期的な変更がバックアップにもつながります。
とはいえ、バックアップ作業の知識がないと心配、忙しいので信用できるところにお任せしたい・・・そんな時はNTTタウンページにお任せください。
NTTタウンページのウェブ解析士・SEO検定1級などの資格を持つスタッフが、これまで培ってきたNTTグループの知見とノウハウを活かし、ビジネスオーナーさまをサポートいたします。
(2024年11月執筆)


NTTタウンページでは、ホームページ制作・運用サービス「デジタルリード」をご提供しています。
2019年のサービス提供開始以降、累計40,000件を超えるホームページを制作・運用し、個人事業主、中堅・中小企業をはじめとした多くのビジネスオーナーさまにご利用いただいてきました(2024年10月現在)。
これまで培ってきたNTTグループの知見とノウハウを活かして、多種多様なサービスと充実のサポート体制で、忙しいビジネスオーナーさまのホームページ制作から公開後の運用に至るまで、責任を持ってサポートいたします。

デジタルリード(ロゴ)

ホームページ制作・運用サービス「デジタルリード」の特長

特長①
ホームページ制作・運用はNTTグループの専門スタッフがフルサポート!

特長②
さまざまな目的のホームぺージ制作に対応、デザインも洗練!

特長③
ネットショップ・予約機能など、ホームページでの成約に導く充実機能多数!

ホームページは「制作して終わり」ではなく、その後の集客や売上アップなど目的とする「成果」につなげてこそ価値があります!
「インターネット・Webが苦手なのでサポートしてほしい…」
「競合に”勝てる”ホームページをめざしたい」
など、当社は全てのビジネスオーナーさまのホームページ活用に関するお悩み・課題に寄り添い支えます。
ぜひ、あなたのホームページの全てをお任せください!

【参考】CMSで制作したホームページのメリットとは のコラムもご参照ください!
【参考】Wixを使ったホームページ制作について のコラムもご参照ください!

・WordPressは、WordPress ファウンデーションの登録商標または商標です。
・WixはWix.com Ltd.の登録商標または商標です。
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