ホームページの検索順位を上げるためには

ホームページを作成したが、
「なかなかユーザーに見てもらえていないので困っている。」
「検索順位を上げると良いと聞くが何をしたら検索順位って上がるのだろう?」
「簡単にできるのかな?」
などサイトを作成した後に、さまざまな悩みがあるかと思います。
ここでは、検索順位を上げるためには何をすれば良いのか、どのような対策が良いのかなどサイトをよりたくさんのユーザーに見てもらえるために役立つ検索順位に関する情報を紹介していきたいと思います。

そもそも検索順位ってなに?

検索順位とは

検索順位とはGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索されたキーワードの検索結果上でのホームページの表示位置(順位)のことを意味します。
検索結果の検索順位は1位から高い順番に表示されます。
だいたい1位~10位に検索順位がランクインすることで検索結果の1ページ目にホームページを表示させることができます。
Yahoo!では、Googleの検索エンジンシステムを使用しているため、Googleで検索順位を高くすることができると、Yahoo!でも検索順位が高くなりやすい可能性があります。
ホームページが検索結果の1ページ目に表示され、検索表示順位が1位に近づくほど、ユーザーに見つけてもらいやすくなり、ホームページがクリックされやすくなります。
そのため、ホームページへの流入が増え、集客の増加につながります。

しかし、ユーザーの検索で使用しているデバイスや位置情報などさまざまな要因で検索順位は変化します。
ホームページにどれだけ良いコンテンツを作成しても、検索順位が低ければユーザーにその情報を届けることができません。
検索順位は、Webマーケティングの世界でとても重要なものになります。

検索順位を決定する仕組みは?

検索順位は、Googleなどの検索エンジンのアルゴリズムによって決められます。
Googleの検索順位決定には、基本的に3つの仕組みがあります。

  1. クローラーというロボットがインターネット世界を巡回して、ホームページを発見し情報を取得する。
  2. その取得したホームページの情報をGoogleのデータベースに登録(インデックス)する。
  3. ユーザーが探している情報に関連が高い情報をGoogle独自のアルゴリズムでランキングにして検索順位として表示する。

この仕組みにより出た結果が検索順位となります。
ここからはそれぞれについて紹介していきます。

クローラーがホームページの情報を収集する

Googleなどの検索エンジンでは、ホームページの情報を取得するために、クローラーと呼ばれるロボットがインターネット世界を巡回しています。
クローラーがホームページのリンクを辿ることで、そのページの内容やページに記載されているキーワードやタグなどを解析します。
クローラーが取得する情報は主に以下のようなものがあります。

  • HTMLコード
  • 構造化データ
  • テキストデータ
  • CSSファイル
  • JavaScript
  • 画像
  • PDFなど

しかし巡回するだけでは、そのホームページの内容を正確に理解することはできません。
正確に理解するためには、クローラーが理解しやすいためのホームページの最適化が必要です。
最適化の方法としては、内部リンク設定や、Googleのサーチコンソールを活用したサイトマップの送信などが必要になります。
その結果、クローラーがホームページの内容を正確に理解することができます。
クローラーによる情報取得は、検索エンジンがホームページの全体を理解し、検索順位を決めるための大切なことになります。

ホームページの情報をインデックスする

クローラーが取得したホームページの情報をGoogleのデータベースに登録することをインデックスと呼びます。
インデックスされる情報には、ホームページのタイトル、コンテンツ、画像などがあります。
Googleはデータベースに登録しインデックスした情報をもとに、検索キーワードにあってホームページを検索結果に表示します。
そのため、インデックスはホームページを検索結果に表示するためにはとても重要なことになります。

しかし、全ての情報がインデックスされるわけではありません。
そのページをインデックスしないようにする意味を持つnoindexタグを使用している場合、そのページはインデックスされません。それ以外にも、Googleで定めているガイドラインに違反している場合もインデックスされない場合があります。

評価アルゴリズムでランキング化して検索順位として表示する

インデックスが完了すると、Googleは200以上の独自評価基準でページを評価し、検索キーワードによるページ順位を決定します。
しかし、その200以上の評価基準をGoogleは全てを公開していません。
下記の3点が主な評価基準として言われています。

ユーザーの検索ニーズ
ユーザー検索ニーズを満たす情報がページに存在しているか。
ユーザビリティ
ホームページはアクセスしやすく使いやすいか、読込速度は速いか。
コンテンツ品質      
ページに存在している情報やコンテンツには正確性や信頼性が十分にあるか。

検索順位が高いとどうなるの?

検索順位が上位になることのメリット

検索順位が上位になることでホームページにさまざまなメリットをもたらすことができます。
以下でその例を紹介します。

ホームページへの流入増が期待できる

検索順位が上位になることで、検索ユーザーの目に留まる機会が増えることが期待できます。そのためクリック率が高くなる傾向があります。
検索ユーザーは検索結果の上位に表示されるホームページに、欲しい情報が掲載されていると期待してクリックします。
そのため、既存ユーザーだけでなく新規ユーザーの獲得も期待できます。
ホームページへの流入増により、お問い合わせ増につながる可能性もあります。

広告費用の削減ができる

検索順位が上位になることで、検索キーワードに合わせてホームページを上位に表示させることができるので、集客のために出稿する広告費用を削減することができます。
検索キーワードに合わせて表示させるリスティング広告は、検索順位に関係なくホームページを上位表示させることができます。
しかし継続的な運用には費用が必要になってきます。
検索順位が上位になることで、リスティング広告を出稿する必要がなくなってきますので、費用を抑えたかたちで集客に貢献できます。

検索順位を上げるためのコツ

検索順位を上げるためには何をすれば良いの?

検索順位についてのさまざまな情報を紹介してきましたが、実際に検索順位を上げるためには何をすれば良いのでしょうか。
ここでは検索順位を上げるために意識すると良いポイントを紹介します。

ユーザーの検索意図を理解する

ユーザーがホームページに何を求めているのかを理解することがユーザーの検索意図を理解することになります。
ユーザーが悩んでいることが検索意図となり、Googleはその悩みを解決するために必要な内容を検索結果として表示します。
検索意図を理解し、課題解決をサポートできるようなコンテンツをホームページに掲載していきましょう。

検索意図を把握する方法としては、検索結果上位に表示したいキーワードがある場合、そのキーワードでGoogle検索を行い、上位表示されているホームページの内容を確認しましょう。
上位表示されているということは、ユーザーの検索意図を満たしているということになりユーザーが求めている情報がたくさんあるため、そのホームページの内容を調査することでユーザーの検索意図を把握することができます。

キーワード選定

ターゲットであるユーザーがどのような情報を求めているのかをしっかり把握し、キーワードを選定していく必要があります。
コンテンツ生成のためには、キーワード選定は重要になってきます。検索意図を把握し、しっかりキーワード選定をした上で、必要なコンテンツを生成していくのが良いでしょう。
選定したキーワードは、詰め込むのではなく、タイトルや本文どの各所に適切な配置を行っていきましょう。

ホームページの内部リンク強化

ホームページ内のコンテンツで関連性の高いページ同士をつなぐリンクのことを内部リンクと呼びます。
関連性の高いページを内部リンクでつなぐことで、Googleはホームページのサイト構造を理解しやすくなります。
さらに、ホームページに訪れたユーザーにとっても、内部リンクがあることで関連するコンテンツへ簡単にアクセスすることができ、ホームページ内のさまざまなページを閲覧することができます。
その結果、ホームページ滞在時間が長くなり、検索順位が上がる可能性が高くなります。
ただし、関連性がないページへのリンクは、ユーザーにとってストレスを与え、ホームページの信頼性を低下させる可能性があります。それにより検索順位が下がってしまう可能性もあるため内部リンクには注意が必要です。

スマートフォン対応とページの表示速度最適化

Googleはスマートフォンに対応していて、ページの表示速度が速いホームページを評価しています。その評価が検索順位のランキングに影響します。
ホームページをスマートフォンで閲覧した場合に、デザインが崩れていたり、文字が見にくかったり、操作がしにくかったりとスマートフォン対応されていないホームページは検索順位が下がる可能性が高くなります。
ホームページのページ表示速度が遅い場合も、ユーザーにとって快適にホームページ閲覧ができないと認識され、検索順位が下がる可能性が高くなります。
ユーザー体験を損なわないためにも、ホームページをスマートフォン対応させ、表示速度を最適化することが推奨されます。

SNSの活用

SNSの活用も検索順位に影響を与えることができます。SNSでの情報発信を積極的に行い共有されることで、SNS上でさまざまなユーザーの目にふれることができます。
それにより検索エンジン以外からのホームページへの流入を増やすことができます。検索エンジン以外からの流入増も検索順位に影響を与えることができますので、SNSの活用も積極的に行っていきましょう。

まとめホームページの検索順位を上げるためには

以上、こちらの記事では検索順位の概要と検索順位を上げる方法について紹介をしました。
日々目まぐるしく変化するユーザーのニーズに対応していくためには、検索順位について理解しておくことは必要不可欠です。
しかし、専門知識が必要であったり、運用稼働が必要であったりと誰でもすぐに対応できるとは限りません。
世の中にはさまざまなウェブに関する情報が溢れかえっています。しかし、情報をキャッチするのも簡単ではありません。

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「ウェブに関する情報をどうやって探せば良いのか分からない」
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